まぁ、実際は10年前から半自動でPEラインとリーダーを組める「ラインツイスター」を愛用してるからこの問題は解決済なんだけどね♪機械に任せれば毎回安定の強度が出せるから結束ムラの不安は解消されるんだよ!
今回ご紹介する「ラインツイスター」は電動でぐるぐるしてくれるから、誰が組んでも安定した強力が実現するんだよ!
【簡単・最強】噂のノットは数あれど
「FGノット」や「PRノット」など、PEラインとリーダーのとても強い結束方法はすでに確立されています。雑誌の検証記事でも、FGノットやPRノットが強い事はすでに証明されていますよね。
ただし、不慣れな「みらどり」が組むとどうにもこうにも強度が安定しません。
どんな最強ノットでも、組む人の技術次第でスッポ抜けるとしたら…安心して釣りに集中出来ませんよね。
不器用を自負する「みらどり」でも、家で時間をかけて落ち着いて組めばそれなりの強力が出せますが、現場で行うと結束ムラが生じます。
また、これらの最強ノットは結束に時間が掛かるので、「10秒ノット」や「8の字ぐるぐる」等の簡単な結束方法も試してみました。
しかし、これらは簡単ですが正直強度に不安があるのも事実です。
最悪50%でも出れば良いのですが、スっぽ抜けると30%も出ない事になってしまいます…。
どれか一つでも自信を持って毎回強度が安定するノットをマスターすれば良いのですが、「みらどり」はすぐに道具に頼る自称「道具マン」♪!
中でも今回ご紹介する「ラインツイスター」は「みらどり」が10年愛用しているPEライン使用時の必須アイテム!
どんなに良質なドラグ性能を持つ「ステラ」を使用しても、PEラインの結束強度が弱ければ元も子もありません。
ステラほど高額ではないので、安心して最後まで検証にお付き合いいただければ幸いです♪
結論から言うと、下記のデータのようになりました👇
ノットの種類 | 1回目(g) | 2回目(g) | 3回目(g) | 平均結束時間(秒) | 平均強度(%) |
---|---|---|---|---|---|
10秒ノット | 981 | 1075 | 1012 | 68 | 60 |
8の字ぐるぐる | 1375 | 1281 | 1328 | 149 | 79 |
電車結び | 1271 | 1182 | 1227 | 59 | 73 |
ラインツイスター | 1699 | 1546 | 1583 | 71 | 95 |
10秒ノットVSラインツイスターの勝負、ラインツイスターの圧勝です♪
ご自分のノット強度をご存知ですか?
ちなみに、最強ノットの比較検証記事や、詳しいノットの組み方などの動画はGoogle先生に検索をかければ山程出てきます。
しかし、大切なのは
あなたが組んだノット強度です
それはどのサイトや雑誌、You Tube動画にも記載がないのではないでしょうか?
ドラグチェッカーや、フォースゲージをお持ちの方なら計測された事はあると思います。
しかし、それらを購入されなくても機械が半自動でノットを組んでくれる「ラインツイスター」なら、あなたがお使いになった時のおおよその目安になると思います。
この記事でも「みらどり」が組んだノット強度の比較データを記載しますが、ラインツイスターのデータだけは、誰が組んでもほぼ安定して同様の強度が出るはずです。
100%の強度保証は致しかねますが、後ほどご紹介の動画を見てその通り行えば、誰でも80%以上は出るハズです♪
逆に、「みらどり」が組んだ「8の字ぐるぐる」の実測強度が弱すぎる!という苦情は一切受け付けません笑。
何度やっても、上手くいかないのですから…涙。
みらどり流手抜きツイスト
ちなみに、すでにラインツイスターをお持ちの方ならわかると思いますが、取説通りの使い方は少し面倒ですよね。
途中のハーフヒッチの回数や、糸止めの回数を減らした「みらどり流手抜きツイスト」の実演動画もご紹介致します。
この手抜きツイストでも、結束強力は80〜90%は出るのでライトな釣りにはオススメです。
10秒ノットと比較しても、それほど結束スピードは変わりませんし、結束強力は約150%強いのでオススメです。
事実、10年以上この手抜きツイストでトラウト・シーバス・ショアジグなどPE0.2号〜1.5号程度の釣りでノットを組んできましたが、スっぽ抜けなどのトラブルは一切ありませんでした。
オフショアなのどの超大物との勝負は最強ノット「FGノット」や「PRノット」に任せるとして、それ以外のライトゲームには「ラインツイスター」を使用した「みらどり流手抜きツイスト」で十分だと思います♪
ラインツイスターとは
2008年にナショナルから発売された、半自動でノットを組むノットアシストツールです。
現在はナショナルからハピソンに引き継がれ、初期モデルとは別に糸の太さ(ライトゲーム用・ジギング用)や巻き付けスピードを2段階に調整出来る全4機種で展開されています。
「みらどり」は初代「ラインツイスター(ノーマル)」を使っていますが、適合糸:ライン(PE0.6-3号) リーダー(リーダー1.5-12号)の範疇を超えたライトライン(PE0.2号、リーダー0.6号)でも使えています。
他のノット補助具と異なり、慣れれば誰でも簡単に安定した結束強度が可能な便利アイテム。
ただし「みらどり」は10年以上愛用しているので何度組んでも簡単に安定した強度が出せますが、最初は「慣れ」が必要な事は否めません。
ネット上の口コミでは低評価を付けている方も多いので、誰でも簡単に…とは言えないかもしれませんが、慣れてしまえばこれほど便利な道具は無いと思います。
使えるようになれば強度の安定感は抜群なので、使い方のコツも交えてご紹介したいと思います。
慣れればかなりのスピードで組める
どのようなノットでも、ある程度の練習が必要だと思います。
1、2回で要領を得る人も居れば、「みらどり」のように10回以上やっても上手く組めない要領の悪い人もいるでしょう…。
ラインツイスターも同様で、ほんの少しの慣れは必要です。
また、取説通りにやるととても難しそうに感じますが、後述の「みらどり流手抜きツイスト」でも10秒ノットより約1.5倍強いです。
同じ太さのPEで、1.5倍強い糸を買おうと思ったら価格が倍以上高くなると思います(ほとんど存在しませんが)。
強度に不安を抱えつつも最速の「10秒ノット」を選ぶか、購入コストが必要で若干結束スピードが遅くても安心の強度を選ぶかはあなた次第です!
ためしに一度「みらどり流手抜きツイスト」の動画を御覧くださいませ♪
スっぽ抜け知らずで安心
ラインツイスターで行っているのは「MIDノット」と呼ばれるものです。
超大物をターゲットにしたオフショアソルトのノットには不向きだと思います。
時間をかけて最強のノットを練習するなら、PRノット(ボビンノット)やFGノット、SFノット、SCノットなどがあるのでそちらをご利用下さい。
あくまでもトラウトやシーバス、フラットフィッシュ、ショアジグ等でお使いになり、現場で簡単に出来る結束方法だとお考え下さい。
説明書通りにやると、作業工程が多いように感じますが、前半部分のリーダーにPEラインを半自動で巻きつけるだけでスっぽ抜けは起こりません(みらどり流手抜きツイスト参照)。
摩擦系ノットなので、PEラインを巻きつける長さやテンションで微妙に強度に変化がありますが、取説(動画)通りに行えば80%は確保されます。
安定した強度がウリ
一度ラインツイスターの使い方をマスターしてしまえば、どのような状況で使っても機械が行うので強度は安定します。
上手い人なら、早くてもっと強度の出る結束方法もあるのでしょうけれど、「みらどり」のように不器用な人間には機械巻きが安心です。
自信のない自分で組んだノットと異なり、出来栄えの美しさに関係なく、強度だけは安定して保持されているという安心感が違います。
後述の検証データにもある通り、3回組んだ際の平均強度は抜群に高いのがウリです♪
逆に、上手い人がやれば結束強度が99%出ると言われるノットでも、「みらどり」がやると50%も出ない事があります…不器用ですから笑。
ご自分のノットにいまいち自信の持てない方は、ぜひとも安定した強度が確保できるラインツイスターをお試し下さい。
ラインツイスターの使い方(公式)
どんな結束方法も、慣れるまでは強度が安定しません。
ラインツイスターも、多少のコツさえ覚えれば誰でも簡単に安定した強度が出るのですが、ネットの口コミでは「ゴミ」と評価されているのも見受けられます。
実際の使い方や解説はメーカー公式動画を掲載しておきます。
まずは公式動画をご覧になった後に、「みらどり流手抜きツイスト」動画を御覧ください。
コレなら出来るかも…と感じていただければ幸いです♪
手抜きでも、強度約80%以上は確保可能ですから。
みらどり流手抜きツイス卜
ちなみに「ラインツイスター」公式の使い方を簡略化した「みらどり流手抜きツイスト」とは、電動でツイストした後の処理を自分で行い、ハーフヒッチを3回しか行わないやり方です。
最大強度は若干落ちますが、落ちたとしても結節強力80%は安定して出る事と、半自動でキッチリとリーダーにPEを巻き付けている為、10年間使用してスっぽ抜けは一度もありませんでした。
心配な方は公式の使い方が確実ですが、試しに一度動画をご覧意ください。
慣れると10秒ノットと同等のスピードでノットが完成し、結節強力は約1.5倍です♪
動画は見やすいようにPE0.8号と、リーダー2.5号で行っております(この記事の検証はPE0.2号、リーダー1.2号です。)
5分以上の公式動画と異なり、わずか1分ちょっとの動画ですのでぜひ観ていってくださいね♪
コツは、PEを持つ方の手を強く引っ張らない事(リーダーがくの字になるのは強く持ちすぎ)と、ラインツイスター上部のPEとリーダーの端糸が絡んでも気にしない事です。
PEやリーダーを糸止めにはめるのは力技ですし、最後のハーフヒッチは強度にそれほど影響が無いので糸が解けない程度に適当で十分です。
10年コレで釣りをしてきましたので、自信を持ってオススメ致します♪
ノット強度検証
では実際に「みらどり」が組んだそれぞれのノットの強度を実測してみましょう。
今回使用した道具は下記の通りです。
- PEライン:東レ トラウトリアルファイター0.2号
- リーダー:クレハ シーガーグランドマックスFX1.2号
- 結束具:ハピソン ラインツイスター
- 計測機器:ドラグチェッカー DC-1005(5kg)
- 計測機器2:FUSO デジタルフォースゲージFG-5000A(5kg)
- 補助器具:バレーヒル デュアルミニスティック
実際に強度を計測する前に、PEラインの実測値から測定してみます。
今回使用した「東レ・モノフィラメント」さんは、一般社団法人 日本釣用品工業会の定める「釣用品の標準規格(JAFS)」を遵守するメーカーです。
注意書きには「一部商品を除く」とありますが、今回使用したトラウトリアルファイターPEは「日本釣用品工業会の規格に準じている」と明記があります。
また、PEラインの強度表示には、MAX表示(最大強度を表示する)とAVE表示(平均強度を表示する)がありますが、この商品はAVE表示です。
ゲームフィッシングでは、MAX表示が一般的ですが(その強度以下で切れる事の証明となる為)、消費者に優しいのは実測値に近いAVE表示だと思います。
ユーザーが同じ価格帯でPEラインを選ぶ際、強く表示されていた方が競合他社より有利になる事は明らかですし、そもそもJAFSを遵守しません!というメーカーもあります…。
ここでは詳しく書きませんが、こちらの記事が参考になると思います👇
みらどり 日本で販売されている釣り糸は、概ね日本製である事が多いのですが、その太さや強度表示はデタラメである事はあまり知られていません。 わんだまん えー?!「MAID IN JAPAN」を信用していたのにー!日本の工業製品の[…]
使用した道具
参考までに今回使用した道具のご紹介です。
フォースゲージなどは必要ありませんが、ドラグチェッカーやデュアルミニスティックなどはあるととても便利ですよ♪
PEラインの実測値
では、上記道具を使って基本となるPEラインの強度を計測してみたいと思います。
メーカー参照データは
平均lb(AVE) 4
平均直強力(AVE) 2.1
とあります。
これを基準に2通りの方法で実測値を計測してみます。
ドラグチェッカーで実測
PEライン自体の強度を測るには、結ばずに特殊ラバーでガッチリ固定出来る「デュアルミニスティック」で両端を巻き付けてドラグチェッカーで破断値を計測。
実際、PE0.2号で計測した場合、基準ラインの太さに当てはまらないので誤差があるのですが、後述のフォースゲージと比較してそれほど大きな誤差では無いのである程度の目安にはなると思います。実測値 1.7kg メーカーAVEの約80%
フォースゲージで実測
続いてデジタルフォースゲージにて実測してみます。こちらも結束せずPEラインをフックに2つ折りにして「デュアルミニスティック」に巻きつけて固定。スレによる強度低下も考えられますが、一応破断値は3354gと出ました。
2つ折りなので、単線での強度は半分とすると1677gです。ドラグチェッカーの数値がプラス5%の誤差があるとすれば、ほぼ同じ数値が出ました。実測値 1.67kg メーカーAVEの約79%
ちなみに、リーダーで使用したシーガーグランドマックスFX1.2号の実測値はドラグチェッカーで2.9kg、フォースゲージのフックに直接クリンチノットで2613gにて結束部破断。
メーカー標準結束強力は2.15kgなので、少し強すぎるかな(太い)?という感じですが、この件も先程の関連記事に詳細がございますのでご参考にして下さい。
10秒ノット(オルブライトノット改)
それでは実際にノットの強力を計測していきましょう。
まず始めはとにかく簡単・スピーディに結束が決まる「10秒ノット」。
「みらどり」がやると、10回に1、2回はスッポ抜けるのですが、スっぽ抜けた強度は計測せず3回成功した平均値を求めたいと思います。
計測はより正確なフォースゲージを使用しました。
10秒ノット実測
とにかく早くて簡単な10秒ノット。オルブライトノットとの違いは、最初にリーダーの輪にPEを通すかどうかの違いだけ!ハーフヒッチは3回行いました。
ノットを組む時間は、PEとリーダーの端糸の処理(ライターで炙る)を抜いた時間です。基本的に結束強力にはそれほど影響が無いと考えられます。しかし、実際に釣りをする場合はより糸であるPEがほつれるのを防ぐためと、ハサミでカットした鋭角なリーダー先端がPEを傷つけない為にライターで炙ります。
結束スピードは67秒、結束強力は981gでした。これは不器用な「みらどり」の結束強力です💦組む人によってもっと高い値が出ると思いますので参考程度にお考え下さい。
ちなみに、タイムを計測しているので少し焦って1回だけスッポ抜けました…その時の強力は675g。これがあるから怖いですね。
PEライン実測値1677gなので、981gだと58%
これを3回繰り返した数字はこちらです👇
1回目 結束スピード67秒 結束強力981g
2回目 結束スピード77秒 結束強力1075g
3回目 結束スピード62秒 結束強力1012g
AVE 結束スピード68秒 結束強力1022g(平均強力60%)
結束の容易さと結びの小ささ、スピードはピカイチですが、強力に少し不安が残りますね。
8の字ぐるぐる(ノーネームノット)
次はノーネームノット。
これは普段あまりやらないので、かなり下手くそな「8の字ぐるぐる」の強力だと思って下さい笑。
それでも計測するまでに、10回以上練習したので「不器用な男」の参考値だと生暖かい目で見てくださると幸いです♪
8の字ぐるぐる実測
かなり不器用な「みらどり」が一生懸命組んだ8の字ぐるぐる(ノーネームノット)です。言い訳するとしたら、PE0.8号以上ならもうすこし早く出来たと思います!PE0.2号は老眼の「みらどり」にはキツかったです涙。
と、冗談はさておき、リーダーにコブが出来ますがスっぽ抜けが起こりにくい8の字ぐるぐる。やはり結束強力は十分実釣で使える値が出ました。
教科書通りの組み方ですが、これもハーフヒッチは3回しかしていない強力です。結束スピードは早くありませんが、158秒で結束強力1375gでした。
結果的にだいぶもたもたした1回目の強力が一番高くなりましたが、ノット補助器具を使わなくても比較的安定した強力が出る現場型のノットだと思います。
PEライン実測値1677gなので、1375gだと81%
同様に普段使わない不慣れなノットを3回繰り返したデータがこちら👇
1回目 結束スピード158秒 結束強力1375g
2回目 結束スピード142秒 結束強力1281g
3回目 結束スピード149秒 結束強力1328g
AVE 結束スピード149秒 結束強力1328g(平均強力79%)
太いいリーダーに結びコブが出来るので、ガイドを抜ける時コツコツ感がありますが、スっぽ抜け知らずで結束強力も約80%近くあるので慣れれば使えそうですね。
ただし、老眼の「みらどり」は迷わず後述のラインツイスターを使用します♪
電車結び
糸と糸の結束はコレ!というくらい有名な電車結びも計測しておきます。
一般的にナイロンやフロロなどのモノフィラメントの結束に使われるノットですが、PEで行うとどの程度の強力かご参考にしてください。
電車結び実測
電車結びは任せて下さい!このリーダーとPEの太さだと、リーダー5回、PEは8回巻いてハーフヒッチなし。流石に結束スピードは最速の55秒。結束強力はなんと1271g!一発目で75%も出てしまいました!リーダーにコブが大きく出来るので、実釣で使うとガイドに当たって強力の低下を招きそうですが、リーダー自体が細いライトゲームでは電車結びも十分使えそうですね。結びコブがあるので、スっぽ抜けも少ないノットだと思います。
PE0.2号の場合、10秒ノットより伝統の電車結びの方が安心して釣りが出来るかもしれませんね♪
PEライン実測値1677gなので、1271gだと75%
かなりやり慣れた電車結びを3回測定したデータはコチラ👇
1回目 結束スピード55秒 結束強力1271g
2回目 結束スピード58秒 結束強力1182g
3回目 結束スピード64秒 結束強力1227g
AVE 結束スピード59秒 結束強力1226g(平均強力73%)
平均強力73%でスっぽ抜けないのであれば、もしもの時にはノーネームノットではなく電車結びを使おうと思います♪
ラインツイスター
いよいよ真打ちの登場です♪
ここまでのノットは、正直結ぶ人の技術で強くもなるし、弱くもなります。
しかし、半自動でノットを組む「ラインツイスター」なら、慣れればどなたが組んでもほぼ毎回安定した結束強力と結束時間が実現可能です。
まずはその実力をご確認ください♪
ラインツイスター実測
事実は小説より奇なり!10年使い込んでいるラインツイスターで、みらどり流手抜きツイストの実測値が1699g!え〜っと、PEの実測値が1677gだったんですけど…。まぁ、コレがAVE表示のゆえんですね。PEラインのバラツキです。これを計測するまでに、PEラインを何十メートルも使った事が原因だと思います。
ちなみに、一発目の結束スピードは64秒。結束強力は1699なので101%です?!。いやぁ〜、ラインツイスター最高ですね♪
リーダーに結びコブが出来ずに、写真のように安定してキレイにノットがキマります!ライトゲームで使うような細いPEほどラインツイスターの結束強力が高くなるように感じます。
PEライン実測値1677gなので、1699gだと101%
おかしな結果ですが、参考程度にはなると思います♪
ラインツイスターを10年愛用してきた「みらどり」の手抜きツイストの実測値はこちら👇
1回目 結束スピード64秒 結束強力1699g
2回目 結束スピード78秒 結束強力1546g
3回目 結束スピード72秒 結束強力1583g
AVE 結束スピード71秒 結束強力1609g(平均強力95%)
少しデキスギのようですが、コレは真実のデータです。
PEラインのバラツキも出て、とても面白いデータが取れたと思います。
結束するラインの太さや組み合わせなどで結束強力はまったく異なる数字となるのですが、管釣りトラウトやメバリングなどのライトルアーでPE0.2号を使用する際には参考なりますよね!
極細PEにはめっぽう強い「ラインツイスター」でした♪
検証データまとめ
上記の実測値をまとめると、下記のようなデータとなります。
ノットの種類 | 1回目(g) | 2回目(g) | 3回目(g) | 平均結束時間(秒) | 平均強力(%) |
---|---|---|---|---|---|
10秒ノット | 981 | 1075 | 1012 | 68 | 60 |
8の字ぐるぐる | 1375 | 1281 | 1328 | 149 | 79 |
電車結び | 1271 | 1182 | 1227 | 59 | 73 |
ラインツイスター | 1699 | 1546 | 1583 | 71 | 95 |
結束時間や、平均強力から「ラインツイスター」を使用したみらどり流手抜きツイストの圧勝ですね♪
ラインツイスターのデメリット
ただし、PE0.4号での検証や、0.8号、1.5号とPEが太くなるにつれて「ラインツイスター」の平均強力は落ちていきます。
また、PEラインとリーダーの太さの相性のようなものもあるので、一概にどのような釣りにも完璧なノット…とは言えません。
記事の冒頭にあるように、オフショアでマグロを釣るようなアングラーは「FGノット」や「PRノット」を愛用している事からもラインツイスター(MIDノット)の限界を感じます。
あくまで「ラインツイスター」はショアでPEを使用したライトゲームに特化し、現場で1分程度で安定したノットが組める事が最大のメリットとなりますのでその点はご了承下さい。
太いPEラインでの強度はそれほど高くありませんが、1.5号までは「ラインツイスター」を10年使用しノントラブルだった事を付け加えておきます。
現場で安心「ラインツイスター」
どうしても上手くノットが組めない、何回かに1度はスっぽ抜ける経験をお持ちならぜひご参考になさって下さい。
PEラインとリーダーを、現場で素早く安定した結節強力でスッぽ抜ける事無く結ぶ方法の検証はいかがだったでしょうか?
どんなに優れたノットでも、組む人によって強度が安定しなかったり、焦り💦によって結束にバラツキが出ると安心して魚とやり取りする事が出来ません。
みらどり流手抜きツイストの動画を観て、これなら出来そうだ!と感じた方はぜひとも一度お試し下さい。
ドラグチェッカーが無くても、2、3回結束してあなたの手で破断検査をすれば、20%結束強度が違うと強さの違いがわかると思います。
特に極細PEを使用するエリアトラウトや、アジング・メバリングなどでPEラインのノットにお困りのあなた!
高価なルアーを何個も無くす前に…「ラインツイスター」で安心を手に入れましょう♪
最後までお付き合い頂き誠にありがとうございます!
(:D)┓ペコリンチョ