※ここに記載のフックデータは、メーカー公式と「みらどり」が独自で調べたモノが含まれます。搭載フック変更や、間違いがあれば適宜更新していきますのでご了承下さいませ。また、各社オリカラなどは標準フックが変更されている事があるのでご注意下さい。
標準フックの功罪
ルアーメーカー標準フックは、太軸が多いのは前回ご説明致しました。
さらに各社オリジナルフック(OEM)を作っている事もあるので、ソレを使用しなければならない縛りがあるのが問題です。
必ずしも自社フックが最適かと言えば、そうではない事の方が多いのがその理由。
なぜなら、OEMで針メーカーに制作を依頼する際、発注ロット数がとてつもなく多い(と予測せされる)ので、ポンポンと新作ルアーに最適なフックを作れない大人の事情があるからです。
各社オリジナルフックのパッケージやフックの特徴から、概ねヤリエさんの針が流通しているように感じますが、真相は定かではありません(*థ౪థ)。
針強度・耐久性重視
基本的にフック交換を頻繁にしないユーザーが多いので、ルアーメーカーは針の強度・耐久性を重視します。
ある程度強引に魚とやりとりしても、伸びない・折れない・消耗し難いオーバーパワー気味の太軸フックをセットしがち。
もちろん、上級者の使う有名ブランドのルアーには、ヴァンフックやヤリエさんの細軸トーナメントフックが最初から搭載されているルアーもあります。
しかし、何も知らずにソレら細軸フックを初心者・入門者が使うと逆にトラブルが多発するのも事実です。
使い始めの貫通力は高いのですが、針先がすぐになまりやすいのと、折れる・伸びる・変形する…長期間使い続けると太軸フックの方が釣果が安定するのです。
そのアタリの事情を推し量ると、標準フックが悪いわけではない事がわかると思います。
針先が鈍くなったフックを交換するのに、標準フックを選ぶか、細軸トーナメントフックを選ぶかはアングラーの趣向性によって、どちらも正解と言えそうです。
標準フックが日本製ではない事がある
ただし標準フックの記載のないルアーは、粗悪な中国製が付いている事があるので注意が必要です。
フックに関して、日本メーカーであれば「MAID IN JAPAN(日本製)」が当たり前なのですが、中国製のルアーに関しては、「made in china(中国製)」のフックが付いている事があります。
大手ルアーメーカーに付いているフックでも、日本の針メーカー(日本製)ではない事が多々あるのですが、その場合は一度使ったらすぐに日本製のフックに交換する事をオススメ致します。
細軸にするしないは別として、必ず類似の日本製のフックがあるハズなので、それを検討下さい。
正直、針と糸に関して海外ブランドのモノは粗悪なモノが多いのが事実です。
とても優れたルアーでも、針がイマサンだとキャッチ率が上がりません!
特に、オーナーブランドのフックは「大人の事情」で類似の中国産が多く出回っているようですのでご注意下さいませ…。
トーナメントフックの性能
一度トーナメントフックを使ってキャッチ率が上がると、もう元には戻れなくなります笑。
試しに新品セニョールトルネードの標準フックSBL-35 #6(線径0.60mm)を、ルアーケースのスポンジに刺してみてください!
「みらどり」がトルネード推奨としているトーナメントフックは、ヴァンフックのSW-21F#6(線径0.51mm)。
この2つのフックの刺さり方を比較すると、貫通力(刺した時の力加減)の違いを体感出来るレベルでとても驚かれると思います!
魚の活性の高いときにはSBL-35 #6でも十分フッキング出来ますが、高プレッシャー時の弱いアタリの時のキャッチ率が格段に向上するハズです♬
1回伸びたらフックを疑う
ちなみにトルネードをリトリーブ中、ルアーが伸びるほどバイトしているのに針掛かりしなかった経験はありませんか?
これが何度も続いたら、間違いなくフック交換で釣果UPが期待出来ます!
トーナメントフックなら、
即アワセ出来ない「みらどり」でも、勝手にフッキングするのが細軸トーナメントフックの最大のメリットです♬
細軸のデメリット
ただし、メリットばかりではありません。
…ので、細軸にする事で針の寿命は確実に短くなるとお考えください。
また、太糸で強引にやり取りするのもNGです。
このあたりが、ルアーメーカーが標準搭載するフックを太軸にする理由なのですが、近年釣り人のテクニックやタックル性能は10年前と比較して確実に上がっています♪
こまめな針先チェックと頻繁なフック交換の必要はありますが、コスパ・タイパを差し引いてもメリットの方が大きいと「みらどり」は考えます。
ルアー別フック交換データ
魚を掛ければ掛けるほど、釣れば釣るほど針先は消耗していきます!。
一般的に「お助けルアー」と呼ばれる、誰が使っても釣りやすいルアーほど針の消耗は激しくなるのです。
しかし入門・初心者用のルアーであるため、フック交換をされる方は少ないと思います。
またいざ交換する際に、適当に針を選んで交換してもルアーバランスが崩れてしまいます。
純正フックにせよトーナメントフックにせよ、ルアーのコンセプトにマッチした具体的な推奨フックをご紹介致します。
フック交換のご参照になれば幸いです♪
セニョールトルネード
言わずと知れた投げて巻くだけ、初心者・入門者でも使いやすい「お助けルアー」の王道です!
標準フックはかなり太軸、アタリが弱い時の刺さりこみは悪いのでフックチューンは必須。
耐久性の高い標準フックはオーナーばりSBL-35 #6(0.60mm)。
キャッチ率を上げるトーナメントフックはヴァンフックSW-21F #6(0.51mm)。
SW-21Fを購入したら、ぜひ前述のスポンジ刺さりこみチェックをしてみて下さい♪
という方は、こちらの記事をご参照下さい👇
みらどり 最近は自分が釣るより、初心者・入門者に釣らせる事に喜びを感じるようになった「みらどり」です! わんだまん あんだって?!好感度アップを狙ってそんな心にも無い事を恥ずかしげもなく笑顔で公言しちゃって頭大丈夫か?? […]
「みらどり」はトルネードの使用頻度&釣果が一番多いので、必然的にフック交換が多くなります。
このフックだけは、お得用の50本入を購入しています♪
Xスティック
ノーアクションというアクションが、スレたトラウトの本能を直撃する!
リトリーブスピードはデッドスローが基本なので、魚影の濃いスレたエリアで威力を発揮します。
ただし、標準フックはヴァンフックOSP-31R #6(0.57mm)※。
スプリットリング不要で、ワンタッチでセット出来るクイックアイが特徴ですが、ソレ故線径が太め…。
赤針が標準フックなのですが、スレたトラウトの弱いアタリに0.57mmは即アワセ必須。
即アワセ不要で楽にフッキングをキメるなら、ヴァンフックSP-11F #6(0.46mm)がオススメです!
ワンサイズ小さなXスティックスリムミニは、標準がOSP-31R #8(0.54mm)。
「みらどり」推奨のトーナメントフックはSP-11F #8(0.43mm)となります。
もう、まさに触れ掛かりです♪
ドラグ調整はお忘れなく\_(・ω・`)ココ重要!
※製造ロットによって、Xスティックの標準フックは#6と#8が混じっているようです。現在は他のサイズと共通で使えるOSP-31R#8が付いている事が多いように感じます。
ぐるぐるX
水深の浅いクリアなリバーエリアでは、フェザーより釣果を上げる事もあるリアクション系ルアーです。
標準フックはまさかの線径0.64mmのオーナーばりSBL-47 #6。
リアクションでひったくるようなバイトが特徴ですが、もっとキャッチ率を上げるならヴァンフックのBC-33F #6(0.54mm)がオススメです。
0.1mmもフック線径が細くなるので、針掛かり抜群!
表層ルアーなので、魚を掛けなければ針の消耗は問題ありません。
ただし、ツボにハマると連チャン必至の爆釣ルアー!
釣れば釣るほど針先は摩耗するので、他のルアーより針交換の頻度は多くなるでしょう♪
こちらもコスパに優れた50本入があるので要チェック👇
スイッチバック
ぐるぐるXのマイクロスプーンバージョン。
繊細なスプーンの釣りは苦手な「みらどり」ですが、このルアーだけはローテーションに組み込みます♪
理由は単純、
0.8gのマイクロスプーンなので、どちらかと言えば中・上級者向けのルアーなだけあって、標準フックも細軸です。
純正でヴァンフックSP-21F #8(0.46mm)と最初から細軸なので、頻繁に針先をチェックしないとキャッチ率が下がるのは必然です。
さらに掛かりを良くするなら、ヴァンフックSP-11F #8(0.41mm)か、ヤリエの超極細フックMKフック2SSS #10(0.39mm)がオススメ!
ちなみに、SP-11F #8(0.41mm)で、小菅トラウトガーデンの甲斐サーモン(50cm)を捕獲しております♪
スレた大物には、マイクロスプーンと極細フックが最強です!
Une-R33
どのエリアでも、安定した釣果を約束してくれる「みらどり」常用の表層クランクです♪
広いエリアでも遠投が効き、水深の浅い小さなエリアでも表層レンジをキープできるのでお子様でも扱いやすいクランク。
ただし、標準フックは少し古いヴァンフックCK-33Wzero #6(0.60mm)。
他のアイテムが続々とリニューアルされているので、いずれこのフックもモデルチェンジされると思います。
現状Une-R33に最適なフックは、ヴァンフックBC-33F #7(0.51mm)。
フック形状も線径・鋼材(合金鋼)も最新のNEWモデルなので、Une-Rに限っては標準フックではなく、BC-33F #7に交換する事をオススメ致します♪
CK-33Wzeroがリニューアルされれば、Une-Rの標準フックも変更になると思いますので、分かり次第更新したいと思います。
MIU
トラウトルアーメーカーの老舗、フォレストブラントスプーンのど真ん中「MIU」。
入門者から初心者、中・上級者にも愛され、リピート率の高さは釣れるスプーンの証明となります!
しかし、今回一番驚いたのがこの「MIU」でした…。
その理由は、1.5g、2.2g、2.8g、3.5gと4種類あるMIUですが、標準フックは全て同サイズでオーナーばりSBL-31BL #6(0.60mm)だった事です💦。
一般的なスプーンは、重さ毎にバランスを考えてフックサイズを変えているのですが、MIUは1.5gも3.5gも同じ#6でした。
まさか、ここに釣れ続ける理由があるのでしょうか…??
「みらどり」がセッティングするなら、サイズ毎にヴァンフックSW-21F を使い分けたいと思います。
スプーンの大きさを考慮すると、1.5gはSW-21F#8(0.48)、2.2g、2.8g、3.5gは標準サイズで細軸のSW-21F#6(0.51)がオススメです。
バベコン
使えるエリアが絞られる爆釣ルアーの新星、縦釣りフロントフックのバベコン。
中空樹脂のプラスチックルアーなので、従来の金属製豆ルアーより比重が軽くウエイトを乗せても沈下速度はデッドスロー!
…と言うのは聞いた事がありますが、バベコンのフックセッティングは針をすっぽり隠します。
標準フックはロブルアーさんから販売されている(ヤリエのOEM?)ラッシュフック#10(0.51mm)です。
メーカーさんに伺ったところ、
…というニュアンスの事をおっしゃっておりました(聞き手の感じ方次第なので、そうではないかもしれません💦)。
失礼を承知で他社のフックでオススメはあるか?伺いましたが、「ココぞ」という時には細軸にする事もあるそうです。
という事で、推奨フックはヴァンフックBC-33F#10(0.48mm)。
ラッシュフックよりわずかに細軸で、針先ストレート・ワイドゲイプ・アップアイ・細軸とバベコンスペシャルと言っても過言ではないフックです。
開発者とはまったく無関係ない他社製フックをオススメ出来ない大人の事情もあると思うので、どのメーカーにも忖度する必要の無い「みらどり」の独断と偏見で決めました笑。
ちなみに「しもきん」先生は、バベコンの交換フックは「ラッシュフック#10」がベストとSNSで公言しておりましたのでご参考まで♪
ルアー毎フックデータ【まとめ】
各ルアー毎の標準フックサイズと、推奨細軸トーナメントフックを表にすると下記のようになります。
標準フックの線径が、どれも太いのがおわかりいただけると思います。
どのフックに交換するかはお好みですが、ぜひ一度細軸フックを試して欲しいと思います♪
ルアー名 | 標準フック | 線径(mm) | 推奨細軸フック | 線径(mm) |
---|---|---|---|---|
セニョールトルネード | SBL-35 #6 | 0.60 | SW-21F #6 | 0.51 |
Xスティック | OSP-31R #6 | 0.57 | SP-11F #6 | 0.46 |
Xスティックスリムミニ | OSP-31R #8 | 0.54 | SP-11F #8 | 0.43 |
ぐるぐるX | SBL-47 #6 | 0.64 | BC-33F #6 | 0.54 |
スイッチバック | SP-21F #8 | 0.46 | SP-11F #8 MKフック2SSS #10 |
0.41 0.39 |
Une-R33 | CK-33Wzero #6 | 0.60 | BC-33F #7 | 0.51 |
MIU 1.5g 2.2g 2.8g 3.5g |
SBL-31BL #6 | 0.60 |
SW-21F #9 |
0.48 |
バベコン | ラッシュフック#10 | 0.51 |
0.48 |
中・太軸標準フック10アイテム
市販トラウトルアーの標準フックに、何が搭載されているかわからない事は多いと思います。
針の形を見比べ、標準フックの線径など参考データを調べたので記載しておきます。
直接電話で問い合わせたモノも含みますが、リニューアルなどで変更があるかもしれません。
分かり次第適宜更新していきますので、フック選びの参考にしてください♬
オーナー SBL-31
トラウトフックのベーシックモデルです。
昔からスプーンにはこのフックが付いていたように思うほど、馴染みの深いオーソドックスなシングルフック。
人気No.1のフォレスト社「MIU」がこのフックを採用しているので、スプーンフックはこの針が基本になりそうです。
今どきの線径からすると、明らかに太いですね…。
SBL-31BL フックサイズ | 線径(mm) |
---|---|
#8 | 0.54 |
#6 | 0.60 |
オーナー SBL-35
2つの微妙な角がバラシを軽減する独特な形状。
市販のルアーのフックをよく見ると、この特徴的なゲイプ形状でSBL-35と気がつく事があります。
パワーランクは3なので、フックサイズにしては軸が太いと感じますが、それが逆に強度があって安心する場合もあります。
初心者に見られがちな強引なやり取りでもバラし難いので、標準フックへの交換もアリだと思います♪
SBL-35フックサイズ | 線径(mm) |
---|---|
#12 | 0.485 |
#10 | 0.51 |
#8 | 0.54 |
#6 | 0.60 |
オーナー SBL-47
パワーランク4の中軸フック。
大型トラウトが混在するエリアでも、余裕のフック強度を誇ります!
ただし、不意の大型に備えて針を強くすると、アベレージサイズのフッキング率が下がるのは否めません。
数を犠牲にしても、絶対に大型をバラしたくない時は必要なサイズですが、細軸でもドラグ調整さえキマればそうそう針が原因でバラす事はないと思います♪
SBL-47フックサイズ | 線径(mm) |
---|---|
#10 | 0.54 |
#8 | 0.57 |
#6 | 0.64 |
#4 | 0.72 |
カツイチ AH-9フロリア
縦釣り仕様のフロントセット、リトリーブ仕様のリアセットのどちらにも対応したバーサタイルフック。
サイズによって大胆な軸径の変化をつけているので、少し注意が必要です。
#14、#12は細軸仕様ですが、一般的に使うことの多い#10が0.55mmとかなり太め。
フック交換を頻繁に行わない方には太軸仕様もアリですが、即アワセが出来ないとキャッチ率は下がると思います…。
フロリアAH-9フックサイズ | 線径(mm) |
---|---|
#14 | 0.43 |
#12 | 0.48 |
#10 | 0.55 |
#8 | 0.58 |
#6 | 0.68 |
がまかつ 66BLボトムマスター
縦釣り専用の異色もフック。
発想は素敵なのですが、いかんせん線径が太すぎます…。
注意書きに、
「※一度装着したフックは、取り外し後アイの強度が劣化している為、再度のご使用はお避けください。」
とあり、曲げて使用する分強度を維持する為に線径を太くしているのでしょう。
針が立つのは良いのですが、#6、#7サイズだと正直デカすぎます💦。
もしこれがスーパーハイス鋼採用の「G-HARD」だったら、もう少し線径を落とせたのでしょうか。
がまかつさんには、金属をも穿つ脅威の新素材「G-HARD」の細軸トーナメントフックを期待しています♪
ボトムマスター66BL フックサイズ | 線径(mm) |
---|---|
#7 | 0.64 |
#6 | 0.68 |
ロブルアー ラッシュフックα
言わずと知れたロブルアーさんの縦の釣り専用オリジナルフック。
パッケージや「ナノテフ加工」というフッ素樹脂メッキの呼び方から、ヤリエさんのOEMフックだと予測します(ほぼ確定ですね笑)。
ルアーメーカーのオリジナリルフックは、自社で販売されているルアーに最適にチューニングされているので、標準フックに交換するのが一般的です。
ただし、釣りウマな開発者やテスター陣と同じようなテクニックを持ち合わせていない「みらどり」は、より細軸にして、
を狙います笑。
ちなみにラッシュフックαの裏書きには、
「5匹以上釣りあげましたら、針先のチェックをしてみて下さい。乗らない原因の大半は針先の摩耗です。フック交換でほとんど解消されます。」
引用元:ロブルアー ラッシュフックα裏書きより
とあります。
針交換の大切さが、コソッと主張されていますね!
ラッシュフックα フックサイズ | 線径(mm) |
---|---|
#12 | 0.51 |
#10 | 0.51 |
ヴァンフック SP-21F
ナロー気味のゲイプ幅と、フックポイントが標準的ないわゆるベーシックな細軸フック。
SP-11Fを標準フックに使いたいが、それだと使い手を選ぶので少し剛性を上げてSP-21F…というような使われ方をしているように感じます笑。
マイクロスプーンなどの標準フックで採用される事のある、扱いやすい細軸フックという味付けです。
SP-21F フックサイズ | 線径(mm) |
---|---|
#10 | 0.46 |
#8 | 0.48 |
#7 | 0.51 |
#6 | 0.51 |
ヴァンフック CK-33W zero
今となっては少し太軸すぎるクランク専用フックです。
「みらどり」の大好きなUne-R33や、不動の名作ディープクラピーなどの標準フックとして採用されています。
ワイドゲイプなのですが、フックポイントがカーブした典型的なクランクフック。
ストレートポイントよりバラし難いのは間違いありませんが、掛からなければバレません…。
他のアイテムがFシリーズにリニューアルしているので、新しく生まれ変わる事に期待し、当面はBC-33Fを代用した方が良いと思います♪
CK-33Wzeroフックサイズ | 線径(mm) |
---|---|
#8 | 0.58 |
#6 | 0.60 |
ヴァンフック OSP-31BL
スプーン用のワンタッチフックです。
セリングポイントは、
…なので、決して間違ってはいないのですが、ワンタッチ部分の剛性を上げるため線径が太めなのは否めません。
線径を落としてワイドゲイプにした、OSW-21Fというアイテムもありますが、#8・#6ならより細軸のSW-21Fがオススメです。
扱いやすいスプリットリングプライヤーがあれば、ワンタッチフックは不要だと思います👇♪
OSP-31R フックサイズ | 線径(mm) |
---|---|
#8 | 0.54 |
#6 | 0.57 |
ヤリエ GLフック
2022年11月に発売予定のバベコンジャイアント標準フックがGLフックの#6となります。
ロングテーパーでフックポイントはストレート。
フックポイントがアイに向かう為、アワセを入れた時に力が分散せずスパッと深く刺さるのでバレも軽減されるそうです。
カクカクとした独特な形状は、個人的にはあまり好みではありません(個人の感想です笑)
バベコンジャイアントがまだ手元にないのでなんとも言えませんが、形状的にはBC-33F#6(0.54)あたりがワイドゲイプで勝手に掛かりそうな気がするのですが…どうなのでしょう。
GLフック フックサイズ | 線径(mm) |
---|---|
#8 | 0.48 |
#6 | 0.54 |
おすすめトラウトフック6選
ここからは、トーナメント・エキスパートフックと呼ばれる細軸仕様のカリカリフックのご紹介です。
強度を犠牲にして貫通力を上げている為、使い手を選ぶフックとも言えますが、ドラグ調整が出来て強引なやりとりさえしなければ大丈夫♪
逆に、即アワセできなくても魚が掛かる事もあるので、入門・初心者にこそ使って欲しいおすすめのトラウトフックです!
デメリットは針先の摩耗が早くなる事。
そこさえしっかりおさえておけば、ショートバイトやバラシを軽減する事が出来ること請け合いです。
ものは試しに、ぜひ一度「一触即掛け」の驚異のキャッチ率を体験してみて下さい。
超極細!MKフック2SSS
#10で線径0.39は、まさに超極細!後述のヴァンフックSP-11Fより一回り細く設計されています。
超細軸フックである事を意識してドラグセッティングさえしっかりやれば、不意の良型とのやり取りも恐れる事はありません。
針が伸びる原因は、掛かりどころが悪く浅く掛かってしまった場合が多いです。
小さな力でスパッと深く刺さりこむ、貫通力最強のMKフック2SSSなら、よほど雑にやりとりしない限りトラブルも頻発しないハズ。
ただし、他のどのフックより針先の摩耗は早くなるので、ココぞという時の勝負バリとしてお使い頂きたいと思います♪
MKフック2SSS フックサイズ | 線径(mm) |
---|---|
#10 | 0.39 |
#8 | 0.41 |
#7 | 0.43 |
#6 | 0.45 |
トーナメンター御用達!AGフック
初期掛り重視のトラウトトーナメントフックのど真ん中!
数あるヤリエさんのトラウトフックの中でも、人気No.1のAGフック。
触れれば掛かってしまうと評されるAGフックは、その線径に秘密があると「みらどり」は考えます。
同じサイズであれば、ほとんどのアイテムで他社より細いので中・太軸フックでは乗せられない弱いアタリが拾えるのだと思います。
極細は前述のMKフック2SSSですが、同じワイドゲイプのヴァンフックSW-21Fより一回り細く設計されています。
使い手を選びますが、数釣りならAGフック一択でしょう。
AGフックフックサイズ | 線径(mm) |
---|---|
#12 | 0.41 |
#10 | 0.43 |
#8 | 0.46 |
#7 | 0.48 |
#6 | 0.51 |
#5 | 0.54 |
超極細!SP-11F
ヴァンフックのラインナップでは最も針軸の細いSP-11F。
強度を維持するため、針形状がナローゲイプなのはヤリエさんのMKフック2SSSと同じ。
どこからスポンサーを受けているわけではないので笑、特にメーカー縛りはありませんが、個人的にはSP-11Fを愛用しています♪
針先の持ちが優れている…ような気がするのがその理由ですが、単に線径太いだけなのでしょうか?
気になったので、ある筋の方に伺ったところ、
「カーボン100(炭素量1%)は強く硬く耐摩耗性に優れるが曲がる。カーボン80(炭素量0.8%)の合金鋼はワイドゲイプの開きを補うほど強度もあり針先の持ちが良い」
というような事をおっしゃっておりました。
新しい鋼材を採用し、強度と針先の持ちを両立したヴァンフックさんの、「SW-21F」や「BC-33F」などに感じていた針持ちの良さは気のせいではなかったのかもしれませんね。
SP-11F フックサイズ | 線径(mm) |
---|---|
#10 | 0.41 |
#8 | 0.43 |
#6 | 0.46 |
イマドキの針形状!SW-21F
針先ストレートでワイドゲイプ気味、細軸設計で刺さりやすさを重視したイマドキのフック。
極細のMKフック2SSSや、SP-11Fのようなナロー気味のフックより、少し太く強度を持たせたワイドゲイプの方が初期掛かりが良いのはAGフックでも証明されています!
普段スプーンはほとんど使いませんが、一番使用頻度の高い「セニョールトルネード」はコレ一択です♪
後述のBC-33Fの#6でも試してみましたが、わずかな線径の違いでSW-21Fがキャッチ率が高かったのでコレの#6に落ち着きました。
トルネード使いの方はぜひ一度お試しください♬
SW-21F フックサイズ | 線径(mm) |
---|---|
#9 | 0.48 |
#8 | 0.48 |
#7 | 0.51 |
#6 | 0.51 |
プラグ触れ掛かり!BC-33F
もともとはボトムルアー用、旧品番BC-33zeroからのリニューアルでマテリアルを変えた新品番。
線径を変えずに、より強度の高い合金鋼に線材を変更し、数値に表れる強度UPが実現出来たのがBC-33Fだそうです。
特に旧品番で伸ばされると噂されていた#7を改善。
フトコロが開きやすいワイドゲイプの#7というサイズ感で、体感できる強度アップが実現したそうです。
#6はぐるぐるX、#7はUne-R33、#10はバベコンと、「みらどり」の使用頻度が一番多いのがこのBC-33Fです♬
BC-33F フックサイズ | 線径(mm) |
---|---|
#10 | 0.48 |
#8 | 0.51 |
#7 | 0.51 |
#6 | 0.54 |
オーナーの最新フック!SBL-27
テンションのある巻きの釣り、特にスプーンと相性の良いオーナーばりのNEWアイテム!
● 触れた鈎先の貫通を促すダウンアイ
● 鈎先が触れる率を高めるアウトポイント
● バイトをダイレクトに伝えるスモールリングアイ
フック形状はSBL-27なので、角型の針先ストレート。
#10で線径0.485mm、#8で0.51mmは、決して他社と比べて細軸ではありませんが、オーナーばりさんのトラウトフックの中では極細です笑!
普段あまりスプーンをキャストしない「みらどり」には必要ありませんが、参考までに掲載しておきます。
SBL-27 フックサイズ | 線径(mm) |
---|---|
#10 | 0.485 |
#8 | 0.51 |
#7 | 0.54 |
#6 | 0.57 |
ヴァンフック専用 メーカー別 純正フック対応表
ちなみに、ヴァンフックさんのフックを標準搭載しているルアーに限っては公式HPにて対応表が掲載されております。
ルアーの製造コストをおえるため、どこの馬の骨か分からない海外製のフックを標準搭載していない性能重視の優秀なルアーはどれか?という観点からも参考になると思います。
もちろん、オーナーさんやがまかつさんのフックを標準装備しているルアーもありますので、ここに記載の無いルアーがダメという訳ではありません💦。
ルアー選び・針交換の参考になさってみてはいかがでしょうか?👇
ヴァンフック公式HP エリアトラウトルアー メーカー別 純正対応表
トラウトルアー標準フック&トーナメントフック交換データ【まとめ】
沢山あるルアーの中から、標準フックの種類や線径を調べるのはなかなか苦労しますよね。
上級者ならフックを手にとって、パッと見の印象(形状やおおよその軸の太さ)で選べるのでしょうけれど…
…でフックを選ぶと、せっかく新品に交換したのにルアーとの相性が悪くて思ったように釣れなくなる事も考えられます。
「みらどり」が普段良く使う、ほんの一部のルアーとフックデータですが、これらをお使いの方がいらっしゃいましたらぜひご参考にして下さい♪
釣り道具の重要性を表すのに、
という言葉があります。
次回釣行の際には、ぜひギンギンに鋭いフックで「一触即掛け」のノンストレスな釣りをお楽しみいただけると幸いです♪
最後までお付き合い頂きありがとうございました♪
(:D)┓ペコリンチョ
各社フックデータ【まとめ】
アイテム名 | #14 | #12 | #10 | #9 | #8 | #7 | #6 | #5 | #4 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
オーナーSBL-31BL | 0.54 | 0.60 | |||||||
オーナーSBL-35 | 0.485 | 0.51 | 0.54 | 0.60 | |||||
オーナーSBL-47 | 0.54 | 0.57 | 0.64 | 0.72 | |||||
カツイチ フロリアAH-9 | 0.43 | 0.48 | 0.55 | 0.58 | 0.68 | ||||
がまかつ ボトムマスター66BL | 0.64 | 0.68 | |||||||
ロブルアー ラッシュフック | 0.51 | 0.51 | |||||||
ヴァンフック CK-33Wzero | 0.58 | 0.60 | |||||||
ヴァンフック OSP-31R | 0.54 | 0.57 | |||||||
ヤリエ GLフック | 0.48 | 0.54 | |||||||
ヤリエ MKフック2SSS | 0.39 | 0.41 | 0.43 | 0.45 | |||||
ヤリエ AGフック | 0.41 | 0.43 | 0.46 | 0.48 | 0.51 | 0.54 | |||
ヴァンフック SP-11F | 0.41 | 0.43 | 0.46 | ||||||
ヴァンフック SP-21F | 0.46 | 0.48 | 0.51 | 0.51 | |||||
ヴァンフック SW-21F | 0.48 | 0.48 | 0.51 | 0.51 | |||||
ヴァンフック BC-33F | 0.48 | 0.51 | 0.51 | 0.54 | |||||
オーナーばり SBL-27 | 0.485 | 0.51 | 0.54 | 0.57 |
ルアー別フック対応表【まとめ】
ルアー名 | 標準フック | 線径(mm) | 推奨細軸フック | 線径(mm) |
---|---|---|---|---|
セニョールトルネード | SBL-35 #6 | 0.60 | SW-21F #6 | 0.51 |
Xスティック | OSP-31R #6 | 0.57 | SP-11F #6 | 0.46 |
Xスティックスリムミニ | OSP-31R #8 | 0.54 | SP-11F #8 | 0.43 |
ぐるぐるX | SBL-47 #6 | 0.64 | BC-33F #6 | 0.54 |
スイッチバック | SP-21F #8 | 0.46 | SP-11F #8 MKフック2SSS #10 |
0.41 0.39 |
Une-R33 | CK-33Wzero #6 | 0.60 | BC-33F #7 | 0.51 |
MIU 1.5g 2.2g 2.8g 3.5g |
SBL-31BL #6 | 0.60 |
SW-21F #9 |
0.48 |
バベコン | ラッシュフック#10 | 0.51 |
0.48 |