どのルアーメーカーもグローは定番カラーに入っているし、ナイターでは今でもアピールカラーの筆頭だよね?!
じゃあ、日中にUVライトでグローカラーをブーストしてる人を見たことありますか??
太陽の光にはグローを蓄光する紫外線が含まれてるよね?!
結論から言うと、晴天時でもUVライトを近くで照射させた方が強い発光が得られるんだよね♬
釣りにおいて【他人と違う事をする】のが爆釣への第一歩だったりするからね!
ドーピングとは
一般的にドーピングとは「スポーツにおいて禁止されている物質や方法によって競技能力を高め、意図的に自分だけが優位に立ち、勝利を得ようとする行為」のことです。
釣りにおけるドーピングは「大会や管理釣り場のレギュレーションで禁止されている物質や方法によって実釣能力を高め、意図的に自分だけが優位に立ち、爆釣を得ようとする行為」の事と勝手に定義します。
もちろん、ワーム禁止のエリアでワームを使用した釣りをすることは絶対にしてはいけません。
しかし、タイトルにあるUVライトでグローカラーを強力に光らせて爆釣する事は今のところは禁止されていません。
正直、赤針やカラーフック、カラーリングの使用禁止をレギュレーションとするより圧倒的にグローカラーにUVライトを照射した方が釣れると思うのですが…。
もちろんローライト(薄暗い時間帯や天候)やマッディウォーター(濁って光を通さない状況)などの条件にハマった時に爆発的な威力を発揮します!
しかし水深のあるボトムでは、放おっておくだけで引ったくるようにヒットする事もあります。
エリアトラウトのルアーでグローカラーを持っていない人は少ないと思います。しかし、その本領を発揮するにはUVライトの使用が前提だったりするのです!
エリアにおけるUVライト
前述の通り、UVライトの使用を禁止している管理釣り場は今の所皆無ではないでしょうか?
個人的にはUVライトを照射したルアーを見える範囲でボトムに落とすと、どのカラーよりトラウトの挙動が明らかに違うのを何度も目撃しています。
気象条件やトラウトのスレ方、グローカラーの使用率によっても異なるのでしょうけれど、下手なカラーローテーションより確実に釣果UPに繋がりますね。
以前「魚は色盲?ルアーのカラー選びの具体的な2つのポイント【噂の真相】」で検証したルアーカラーについて、あえてグローは省きました。
蓄光・ケイムラ発光というのは、カラー(色彩)とは別の要素が含まれるためです。
ルアーメーカーが必ずラインナップに入れてくるグローカラー。
その威力を100%発揮するためにUVライトを使った事がありますか?
「みらどり」が普段良く行く管理釣り場(そこそこ激戦区)で、日中にUVライトを照射している釣り人は見たことがありません。
一度お試しいただけば効果のほどは実感出来ると自負しておりますが、それゆえ使う人がすくないのでしょうか(アンチ・ドーピング)?
【釣りは釣れなきゃつまらない】が持論の「みらどり」は釣れる釣法ならなんでも利用します
(๑•̀ㅂ•́)و✧
現状UVライトの使用はレギュレーションで禁止されていませんので、合法ドーピング(カフェイン)と言えます。
ボトムに落ちているだけの蓄光の豆ルアーの周りをうろうろし、イラついたようにバイトした瞬間が今でも忘れられません
(*థ౪థ)
ブースト方法
冒頭の茶番?にもあったグローカラーの蓄光方法について、太陽光で充分だと考えられている方がほとんどだと思います。
ナイターなら普通のLEDライト等を照射される方も見受けられますが、しっかりとUVライトを持参されている人はどの位いらっしゃるでしょうか?
また、魚が一番活性の上がる朝夕のマズメ時の太陽光に含まれる紫外線はグローカラーに蓄光させるには弱すぎます。
周囲が薄暗い時にこそ威力を発揮するグロー(蓄光)ですが、そのまま投げては効果は半減します。
短時間でバチッと強力発光させるためには、UVライトは必需品と言えますね!
ルアーに数秒あてるだけ
使い方は簡単です。長時間ルアーにあてる必要はありません。
「ここぞ!」
という時に、キャスト寸前にパッとライトにルアーをくっつけるほど近づけて数秒照射。
瞬間的な発光量は太陽で蓄光したソレとは比べ物にならないほど強烈である事がわかると思います。
もちろん上記画像は瞬間的な写真であり、数秒後にすぐに光量は落ちてしまいますがいかに効率的に蓄光出来るかがおわかりいただけると思います。
このように一瞬でグローに蓄光出来るのがUVライトなのです。
何故グローカラーで釣れるのか?
そもそも何故トラウトが自然界では存在しない暗闇で発光するグローにバイトしてくるのか?
理由は魚に聞かなければわからないと思いますが、はるか昔から漁師さんの間では【光】を利用した漁が存在しています。
魚が光に集まる習性を古代の人類は知っていた
引用元:ウシオエンターテインメント(株)HP内コラムより
多くの種類の魚は光に集まる習性を持っており、これは「走光性」と呼ばれています。 魚が光に集まる理由は未だに明らかになっていませんが、エサとなるプランクトンが光に集まるためという説、見慣れぬ刺激に好奇心が刺激されるという説、生理的あるいは生態的に好ましい照度を選んでいるという説、人工光に対して適当な距離を選択できないという説などが唱えられています。 このように魚の走光性については現在も謎に包まれていますが、人間がこの性質を知ったのは古代のことでした。 人類が火をおこせるようになったのは有史以前のことであり、その後まもなくして何種類かの魚が光に集まることを見出したのです。 そして、魚を捕らえるためにこの習性を利用するようになったのも火をおこせるようになってから程ない頃だといえるでしょう。 当初行われていたのは、水辺にできるだけ近いところで火を焚いて魚をおびき寄せ、集まったところで魚を捕獲するという単純な方法でした。 しかしその後は火を運ぶ技術や魚を捕獲する技術が発達していき、少しずつ現在行われている集魚灯漁業に近いものになっていきました。
上記コラムにもありますように、有史以前から光を利用した漁が存在しています。
陸封型のニジマスにとって、光に集まるというより見慣れぬ刺激に好奇心が刺激されている説があてはまると思います。
発光するルアーに対して好奇心で追ってくる。
手が無い魚類が口で対象を確認したり威嚇・攻撃するのは周知の事実。
しかし、魚がグローに慣れると逆に警戒されるようになる。
それゆえ釣り人の多くがグローを乱用すると効果が落ちるのも納得出来ます。
他人より目立つ
そこでUVライトでただのグローカラーを、ローライト時だけでなく晴天でも見た事が無いような強烈な発光をさせて魚の好奇心を刺激する事でバイトを誘発するのです。
スレたトラウト相手に、人と違うルアーアクションのローテーションでバイトを誘うように、ほかの釣り人と段違いの発光で目立つ事が釣れる要因です。
この事を理解していると、新しいルアーや新しい釣法がよく釣れる理由に納得がいくと思います。
逆に、みんなが同じことをやりだすと急激に釣れなくなります。
スレるのが早いのもアピール力の強い釣法の欠点でもあります。
それゆえ釣りの世界では自分だけの【シークレット】があり、コンスタントに釣果を重ねる方がどのエリアにも存在するのです。
水質や水深など一日中グローが効くエリアもありますが、使い続ければいずれ釣れなくなります。
合法ドーピングのUVライトでグローカラーをブーストさせれば爆釣も夢ではありません。
みんなが一斉に使い始めると急激に釣れなくなりますので試すなら【今】!
このブログは一日数十人しか読まれておりませんので安心して下さい…
(´-ι_-`)ふっ
シークレットはレッドグロー
最後にタイトル画像をもう一度ご確認下さい。ほとんどがグリーングローですね。
しかし、バラバラと集めたグローカラーの中でもひときわ異彩を放つ蓄光色がありませんか?
各社メーカーさんのカラーラインナップには【グロー】が数多くありますが、他人と違う事をするにはグローの色にもこだわる必要があります。
結論から言うと、本物のレッドグローは少ない…という事です。
グローカラーの中には、定番のグリーン蓄光の他にブルーやピンク、オレンジやホワイトがありますが、赤と呼べる蓄光はとても少ないのです。
レッドグローという表記があっても、実際にUVライトを照射すると「ピンク??」と疑いたくなるものや、「薄っ!!」と驚愕するルアーもあります。
このあたりはUVライトを持参して店頭で照射!手を暗幕にして自分で確認するしか方法がありません…。
ちなみに、数少ない本物のレッドグローの中でも、ジャッカルさんの人気ルアー「ブング」の#172番ソリッドレッドグローがタイトル画像のレッドグローになります。
UVライトを照射した後、ボトムのほっとけメソッドで入れ掛かりしたのがこのルアーです♬
シ━━━ッd(ºεº;)
ロブルアーさんのNo.2レッドグロー
レッドグロー比較
左がNo.1枝豆グロー、右がNo.2のレッドグローです。
ロブルアーさんのスプーンのカラーチャートのNo.2はレッドグローなのですが、これもしっかり赤色蓄光です。
今まで概念になかった「巻きバベル」の伝道師「霜出朋言(しもキン)監修」の落として巻いてほっとけでも爆釣のバベルWZゼロ!
みんな知ってる…シークレットです笑。
蓄光の濃淡比較
ちなみに蓄光でも発光量の違いでこれだけ濃淡が異なります。
このあたりにレッドグローがトラウトで釣れ続ける理由のような気がしていますがいかがでしょうか?
最強のグリーン蓄光と最弱のレッド蓄光。
どちらも釣れる要素があると思います!
光量と蓄光時間
明るい光源下で色の付いているカラー蓄光より、無垢の蓄光塗料(白)の方が強く長い蓄光が可能です。
- グリーン(最強)
- ブルー
- イエロー
- オレンジ
- ホワイト
- レッド(最弱)
上記のような順番で発光の強さと持続力が変わります。
グローというと緑をイメージする方が多いので、メーカー的には暗所でなくても緑色にしたがるのですが、強い蓄光を望んだ場合は白に近いグリーングローを選ぶ必要があります。
また、グローとだけ表記してあるのは概ねグリーン発光なので注意が必要です。
グリーングローが釣れない事はありませんが、気にせず使っている人が多ければそれだけ魚もスレているハズ。
可能であればレアなホワイトグローやレッドグローを使うことが重要です。
レッド蓄光の弱点
UVライト照射直後
左がグリーングロー、右がレッドグローです。
照射直後でも明るさに違いが分かると思います。
右のレッドグローはジャッカルのブング#172ソリッドレッドグローです。
照射1分後
1分でレッドグローはだいぶ光量が落ちています。
カメラを通さず裸眼で見ても明らかに薄い感じです。
このすぐに【消える】感覚が、獲物を追うフィッシュイーターにはたまらないのでしょうか?
1分30秒後
UVライト照射1分30秒後にレッドグローが消えました。
裸眼で見るとわずかに光っているようにも見えますが、グリーングローと比べると【消えた】と言えます。
5分後
レッドグローは完全に消えましたが、グリーングローは弱いながらもまだ蓄光しています。
通常は5分もルアーを回収しない事は無いので、ディープエリアでも最後まで光り続けていると言えますね。
上記のように最大の弱点は光量と蓄光時間が最弱である事にほかなりません。
その為レッドグローの効果を最大限に発揮する為にはUVライト使用が必須となります。
逆に蓄光時間が短い事が原因の釣れる要因があるのでしょうか?
たとえば、トラウトが一度視認したルアーが消えていくのを我慢出来ずにバイトするとか…
はたまた強いグリーン発光と比べて魚がスレ難くバイトが続くのか…
狩猟本能を刺激する?!
よくフィッシュイーターの習性を理解するのに猫の行動を参考にする事があります。
猫と遊ぶ時に使う猫じゃらしやLEDポインターで考えてみましょう。
ハンターである猫のやる気スイッチを入れる為には「動く」事が重要です。
ですが、次第に猫も猫じゃらしに慣れてしまい無視するようになります。
その時もう一度狩猟本能にスイッチを入れる方法があります。
それは獲物(猫じゃらしやポインター)を猫の視界から逃がす(消す)のです。
じりじりと動かし「サッ」と物陰に猫じゃらしを隠す。
また、レーザーポインターの場合は猫が見ているのを確認した後「パッ」と消す。
どちらの場合も猫は???という表情をして、お尻を振り始めます。
このような対象が明滅変化する状況というのは、追うものであるハンターの狩猟本能を刺激します!
レッドグローの蓄光時間が短い事により、強烈にトラウトの狩猟本能を直撃してるのかもしれませんね。
正解は魚に聞かなければわかりませんが、釣れる事は間違い無いのでぜひ一度お試しください♬
エリアトラウトのグローとUVライト【まとめ】
最後は魚にゆだねてしまいましたが、特に最後のレッドグローは「みらどり」の数少ないシークレットの1つです。
(´>∀<`)ゝ
発光量と蓄光時間が最弱だからこそ、逃げるベイトを慌てて捕獲する狩猟本能を刺激してバイトが続くんだね♪
はい、では「わんだまん」は次の記事を書くまでにレポート用紙5枚提出してください!
この記事に追記したいと思います(*థ౪థ)
ウーっฅ(๑•̀ω•́๑)ฅーワンっ!!
休日の管理釣り場は場所も移動出来ないくらい大勢のアングラーで賑わっていますよね。
場所を移動出来なければ、目の前に居る魚にいかに飽きさせないか、同じルアーでスレさせないかが釣果の分かれ道。
ルアーアクションやルアーカラーの他に、蓄光ルアーでトラウトの好奇心を刺激してコンスタントに一日釣りが楽しめる事を願ってこのコンテンツを書きました。
釣りは釣れなきゃつまらない!
次の釣行時にはレッドグローとUVライトを持参して、ぜひとも楽しい休日をお過ごし下さいませ
(:D)┓ペコリンチョ
日中でもUVライトでグローをブーストすれば強力蓄光でトラウトの好奇心を刺激出来る。
グローの色にこだわるとレッドグローが一番トラウトを魅了する。
レッド蓄光は光量と蓄光時間が最弱なのでUVライトとセットで使う事が必要。
ほっとけメソッドでも釣れるほどの実釣力がある!明滅変化で狩猟本能にスイッチを入れろ!
カラーローテーションについての記事はこちら👇
ルアーカラーは色彩より明暗が重要である みらどり ルアーのカラーはとても種類が多く、天候や潮色、魚の活性やカラーローテーションが必要な事は間違いありません。 ちきちき わたしは、見た目がキレイなカラーばかり揃えてしまいま[…]
釣れない原因と必釣テクニック総集編はこちら👇
みらどり 最近は自分が釣るより、初心者・入門者に釣らせる事に喜びを感じるようになった「みらどり」です! わんだまん あんだって?!好感度アップを狙ってそんな心にも無い事を恥ずかしげもなく笑顔で公言しちゃって頭大丈夫か?? […]