まぁ行きあたりばったりの「ちきちき」さんには難しいよね…人の事言えないけど笑。
そこで今回は、連作うんぬんを意識しなくても済むように【連作障害ブロックW】のご紹介です。連作障害の出難い野菜でも、根回りの善玉菌を増やす事は元気に育てる秘訣だからね!
この記事を読んで、好きな野菜を好きな場所で毎年元気に育てましょっ♬
連作障害の原因
まず始めに連作障害とは、毎年同じ畑で同じ野菜、もしくはナス科・ウリ科など同じ科目の野菜を連続で育てる事によって起こる土中成分の偏りや、同じ科目の野菜を好む病害虫(病原菌や悪玉線虫)が増殖する事が原因です。
1年目より2年目、2年目より3年目に強く症状が出るようになります。中には4年も5年も土地を空けなければ良くならないとも言われている野菜もあります。
ナス科・ウリ科・アブラナ科・マメ科・サトイモ科が連作障害を起こしやすい科目です。
連作することが原因と分かっていても、趣味の家庭菜園レベルでは前作を忘れがちですよね。また、好きな野菜だけ育てている場合、前も後も関係なく毎年同じ野菜を育てたくなるのもわかります。
新規就農した農家さん試練の3年目
親しい農家さんに伺った所、新規就農したやる気まんまんの農家さんが辞めていくのは3年目が多いらしいです。最初はそこそこ収穫出来ても、2年目〜3年目で失敗する。
理由は人それぞれでしょうけれど、連作障害が原因の一つと考えて良いと思います。それほど農家さんを悩ませる連作障害ですが、毎年同じ圃場で連作に弱い作物を育てている農家さんもいらっしゃいます。
その秘密が【連作障害ブロックW】だとコッソリ伺ったのでさっそくAmazonにて購入しました(近所のホームセンターを数件はしごしたのですが、どこにも売っていませんでした)。
連作障害と疑われる症状
具体的に葉っぱが黄色くなったら連作障害だ!とか、茎が細くなって枯れたら連作障害だ!というハッキリとした症状はありません。
なんとなく育ちが悪くなったり、病害虫にやられやすくなったり、同じように栽培しているのに弱々しく枯れてしまったり…..。
単純にその年の日照不足が原因であったり、飛来した害虫が大量発生した年だったり、温度や湿度など気象条件が悪い年である可能性もあります。
もちろん目に見えないトマトサビダニ(ハダニ)である事も少なくないのですが、その場合は症状がはっきりと現れるのでわかると思います。
昨年と同じように栽培しているのに、著しく生育が悪くなるなど
…という程度の症状です。
しかし、放おっておくと翌年はさらに酷い症状が待ち構えています!この記事に辿り付いたあなたは、きっとなんらかの疑いをお持ちの事でしょう。
たとえ連作による障害ではなくても、土中の善玉菌を増やす【連作障害ブロックW】は土のリサイクルの際にもお役に立ちますのでぜひご参考下さい。
連作障害になりやすい野菜
以上のような事から、概ねどの科目の植物でも連作障害がゼロという事は無いと思います。しかし、明らかに翌年から生育が悪くなる連作に弱い野菜があります。
また同じ科目の野菜でも、1年休栽すれば連作障害になり難い野菜もあれば、5年は栽培栽培しない方が良いとされる頑固な野菜もあります。
一般的に言われている連作障害の輪作期間は下記の表のようになります。
野菜の科目 | 代表的な野菜 | 休栽年限 |
---|---|---|
ナス科 | トマト(4)・ナス(5)・ピーマン(4)・じゃがいも(2) | 2〜5年 |
ウリ科 | きゅうり(2)・ゴーヤー(1)・スイカ(5)・メロン(3) | 1〜5年 |
アブラナ科 | はくさい(2)・小松菜(1)・キャベツ(1)・カブ(2)・大根・カリフラワー(3) | 1〜3年 |
マメ科 | エンドウ(5)・落花生(2)・インゲン(2)・ソラマメ(3) | 2〜5年 |
サトイモ科 | さといも(3) | 3年 |
キク科 | レタス(1)・ごぼう(5) | 1〜5年 |
ユリ科 | ニラ(3) | 3年 |
アカザ科 | ほうれん草(1) | 1年 |
バラ科 | いちご(2) | 2年 |
病原菌・悪玉線虫に強い野菜 | サツマイモ・コマツナ・ネギ・ニンジン・ニンニク |
けっこうありますね!
大好きなトマトは4年、明らかに生育が悪くなったゴーヤーは1年ですが、きゅうりを同じ場所で育てていればウリ科という事で連作障害になってしまいますね。
プランターなら毎年培養土を新しいものに入れ替えれば連作障害を考えずにすみますが、古い土の処分も面倒なので、ある程度用土のリサイクルは必要になりますね。
夏野菜が台風でダメになった後に
ちなみに、本業の農家さんはこの連作障害を感覚的に嫌がります。
たとえば、台風一過できゅうりが全滅して近隣のきゅうりの市場価格が高等しても、同じ場所に「秋どりきゅうり」は絶対に植えません。
同じ場所にそのまま夏野菜をやり直しても成長が悪い事を知っているからです。
しかし、一部の農家さんは即座に種から苗を作り(夏なら3日で芽が出ます)棚の組んである同じ場所に秋どりきゅうりを植えています。
その秘密が【連作障害ブロックW】だと農家さんに直接聞いた事があります。
一般的な連作障害対策とは
一般的には次の3つの対策が取られています。
- 輪作:同じ科目を連作しないように、4つの区画に分けて毎年回していく。
- 天地返し:冬の休耕期に表土30cmほどの土壌を耕し、堆肥を入れて物理生と生物の多様性を確保
- 消毒:薬剤による土壌洗浄や、プランターなら太陽光による消毒
畑が広ければ、作付け計画さえ立ててしまえば輪作が一番手軽に連作障害を防げると思います。
逆に、趣味の家庭菜園ならば多少手間は掛かっても、十分な堆肥をしっかり施したり、プランター栽培なら表題の画像のように太陽光で病害虫を駆除・消毒するのが良いと思います。
狭小菜園で輪作や休閑地は難しい
そもそも、それほど広くない家庭菜園で輪作するほどの場所に余裕は無いと思います。
そこで、手軽に連作障害を改善できると本業の農家さんに聞いて「みらどり」が使用した【連作障害ブロックW】を使ってみてはいかがでしょうか?
連作障害は症状があいまいなので、
…と実感する事は難しいかもしれませんが、
…とも言い切れません。
どの方法が効果的なのか?畑の広さや土壌環境によって異なると思いますが、堆肥と連作障害ブロックWを栽培前に施すだけで毎年酷い連作障害は出ていない事はお伝えしておきます。
連作障害ブロックWの具体的な使い方
畑で使用する際は上記画像のメーカーさんのHPにあるように、【連作障害ブロックW】をバラ撒き軽く土を耕します。
さらに苗を定植する植え穴に一握り(大さじ1杯約15g)ほどバラ撒き、定植したら株元にも一握り撒くだけです。
プランター栽培でも同様ですが、用土全体にバラ撒く際の具体的な量は次のようになります。下記の表はあくまで「みらどり」の経験からくる分量ですが、多めに施しても濃度障害は起きないそうなのでご参考下さい。
メーカー推奨は10kgで30坪が基本となります。
面積・プランター容量 | 標準の分量 | 重症欠陥土(5倍量) |
---|---|---|
30坪 | 10kg | 50kg |
3坪 | 1kg | 5kg |
0.3坪 | 100g | 500g |
0.3坪=1㎡ | 100g | 500g |
60cm✕30cm長型プランター | 15g | 75g |
直径30cm丸型プランター | 10g | 50g |
直径8cm 育苗ポット | 1g | 5g |
多めに施しても濃度障害が無いそうなので、通常の露地栽培の場合は3倍量くらいがおすすめです。
プランター栽培は強めに撒くと効果的
ちなみに「みらどり」の家庭菜園はプランター栽培です。正直限られた小さなプランターの中の土は、かなり生物性に乏しい過酷な環境だと思います。
つまり、プランター栽培の方は重症欠陥土と同等の量を撒くことをオススメ致します。
栽培前に培養土に混ぜる場合は標準の5倍量。植え穴に撒く場合はキャップ3杯(約15g)
さらに苗を置いたら側面にもキャップ3杯を施し、根回りに善玉菌を定着させましょう!
たったコレだけで、善玉菌が定着し連作障害の原因の一つである悪玉菌との均衡を保って連作障害から株を守ってくれます。
効果が無かった?!「みらどり」は毎年連作しています
連作障害を引き起こすトリガーは、同じ作物を育て続ける事によって増える病害虫だけでなく、固相・液相・気相の土壌の三相分布の割合からくる土中の環境の悪化だったり、そもそも抵抗生の弱い野菜(安い苗や種)である事が原因となります。
つまり、この連作障害が疑われる症状は多様で【連作障害ブロックW】を使用したからただちに改善されるわけではないという事です。
人間の腸にも善玉菌が効果的!HDLコレステロールも善玉が大事!
西洋医学の薬のように、即効性のある強力な作用は無いかもしれません。しかし、乳酸菌(ビフィズス菌)のように悪玉菌を抑える事で腸内環境を改善するのも事実です。
また、コレステロールも善玉が大切ですよね。どちらも悪玉との均衡作用で効果を発揮する為、悪玉菌を叩いて殺す作用はありません。
連作障害ブロックWもそんな善玉菌の作用で優しく土壌の均衡を保ちます。
「みらどり」は死ぬまで家庭菜園をする覚悟があるので(笑)、農業用連作障害ブロックW10kgを購入しましたが、家庭菜園用に400gタイプもございます。
数個のプランターで家庭菜園を楽しまれている方なら、400gタイプをお試し購入してみても十分間に合うと思います。
植え穴に使うだけなら1株30gしか使いませんから、10株以上に対応出来ます!
【連作障害解決】連作障害ブロックWの効果を検証!【まとめ】
なんとなく育ちが悪い…なんて家庭菜園を長くやっていると当たり前の事だと思いますが、その原因の1つが連作障害である事は少なくありません。
相手(野菜)は生き物だから、まったく同じよういにうまくいくとは限らないと思うけど、試してみる価値はありそうだね♬
「みらどり」がどうこう言う前に、本業の農家さんが愛用してるみたいだし!
まぁ、確かに本業の農家さんの使っている資材は信用出来るよね!主原料は「菌の黒汁」という善玉菌(微生物)と天然ゼオライトの有機JAS適合資材だから安心だしね!
また表題にもあるように、野菜の根回りの微生物の均衡を悪玉菌から守ってくれるので、連作障害と疑わしい症状が無くても苗を植え付ける際にさっとバラ撒くだけで野菜が元気に育つと思います。
…ですが笑、「みらどり」は本業の農家さんを信じました(๑•̀ㅂ•́)و✧
結果的に連作障害Wを使いはじめてから、前作・後作をまったく気にせずバンバン同じ野菜を連作し続けています!
好き嫌いが激しいもので(´>∀<`)ゝ
連作に強い自家製ぼかし肥料
ちなみにプランター栽培の場合、土の中の微生物が極端に減っている場合があります。
有機物が消費され、土が疲弊しているのがその原因です。
春先にプランター用土を更新する際、一番効果的なのは「ぼかし堆肥」をすき込むこと。
生ゴミを利用して、ご家庭でも手軽に自家製ぼかし肥料が作れる方法をご紹介しているのでこちらの記事おご参照下さい👇
みらどり 今回は2015年に国連で採択され、国際社会が一致団結して取り組むべき課題、SDGs(持続可能な開発目標)の1つ「食料の生産性と生産量を増やし、持続可能な食糧生産の仕組み」に関するチャレンジをご紹介致します! […]
最後までお付き合いいただきありがとうございました!
(:D)┓ペコリンチョ