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※こちらの記事の内容はあくまで個人の感想です。不良率などは店員さんとの雑談で得た情報を元に予測しているので、事実とは異なる事を想定してお読み下さいませm(_ _)m。
22ステラ購入時のトラブルとは
発売前の評判が、富士山のように高くなってしまった22ステラ。
村田基さんを筆頭に、各種メディアの煽りを受けて22ステラに対するユーザーの期待値が極端に高くなってしまったのは否めません。
それにより、新品購入時の巻き心地や異音、わずかな違和感をシビアに評価する人が多くなったのが評判が分かれる原因の1つではないかと考えます。
さらに初期不良と呼べる明らかな不良個体も混じっていたので、クチコミやSNSで囁かれる「22ステラの酷評」もあながち大げさというわけでは無さそうです。
「みらどり」も含め、特にトラブルなく使えているユーザーも相当数いると思いますが、そういう方のクチコミはあまり表に出てこないのも噂あるあるですね。
フルメタルだから感じてしまう
ちなみに22ステラは、ボディやローターはもちろんボディフタ組、なんならドラグノブ材さえも全て金属です。
ツインパワーがハンプラ(ボディフタ組が樹脂)と揶揄(やゆ)されたのは記憶に新しいですが、競合他社のハイエンドモデル「イグジスト」のローターも樹脂。
本来なら樹脂パーツが吸収するコツ感や僅かな振動・ザラつきを、全てハンドルを巻く指に伝えてしまう…。
唯一無二のフルメタル「ステラ」だから生じる高感度・高剛性ゆえの症状だと思います。
トラブルの多くは初期不良
良く行く釣具屋の店長さん曰く、
…との事です(雑談中に聞いた話なので、信憑性は定かではありません)。
番手にもよるそうですが(小型番手とHG・XGに多い)、約11%ですね💦。
実店鋪の場合、納品されたリールは店頭チェックをするので、極端に酷い製品を掴まされることは少ないようです。
ただし、この数字…フラッグシップモデルであるステラの初期不良率11%は決して低い数字では無いと思います。
幸いにも「みらどり」が入手した1000SSPGと4000Mは、まったくもって問題はありませんでしたが、ハズレてしまった事を想像すると決して許せる数字ではありません!
個体差はあります
発売から半年以上経ち、最近入荷したロットはだいぶ初期不良が落ち着いてきたとも店長は言います。
なんでも、出荷時の検品を初期ロットより倍以上時間をかけて徹底的に行なっているそうです。
それでも工業製品なので、全く同じ品質にはならず、同一機種を10台並べて巻き比べると順番は付いてしまいます。
その1から10まで順位を付けた10番目のリールが、メーカーに返品されていたのかもしれませんね。
あくまで品質基準はメーカーが決める事なので、コレがステラです!と言われればそれまでですが、出来ることなら1番を引きアテたいのが人間の心情でしょうか。
1番は15万円、2番は13万円…10番は3万円と価格差をつけて販売しても良いと思いますが、それも現実的ではありませんね笑。
リコールレベルの不具合?!
ちなみに、「リールメンテナンスドットコム」というリールのオーバーホール専門業者さんにも、22ステラ不具合の相談が多数届いているそうです。
その中で、代表の意見として、
…と想像しているようです。
「みらどり」のステラではまったく発生していないか、起こっていても気が付かないおおらかな性格(ズボラ笑)の為、ここで指摘されている症状は確認出来ませんでした。
ライントラブル系の不具合・テンション高負荷時のオシュレートノイズ・シャフトノイズの3点が主な不具合で、2022年9月初旬時点での修正は出来ないとおっしゃっております。
…とは、昔から囁かれている事ですが、まさにそういう事例がある事は間違いなさそうです。
2022年3月に発売を開始した22ステラも、何度か出荷を止めて修正を施した番手があるとは聞いております。
とりあえず対応パーツがシマノさんにあるようなら、戻ってくるまで時間はかかりますがメーカー修理に出してみるのも一手ですね♪
新品の初期不良
上記不具合の他に、22ステラの初期不良には概ね次のようなモノがあるようです。
どの不具合も、長く使えばいずれ起こりうる症状(摩耗や各部クリアランス変化)ですが、新品購入時から起こってはいけないと思います。
ギアの耐久性が他機種より高いので、使い込むほどに馴染んでくる場合もありますが、新品時でも許容できる範囲を超えている個体があるようですね。
1つづつ順を追って確認していきましょう。
巻き心地・ザラつき
かなり感覚的な症状ですが、ステラだからこそシビアに感じてしまう問題だと思います。
金属が擦れあって回転しているのに、まったくソレを感じさせない「ぬるぬる」とした巻心地をユーザーは期待してしまいます♪
下位の機種では決して要求されない、感覚的なクレームではないでしょうか…。
このあたりは、精密機器と言われているフラッグシップモデルの宿命だと思いますが、明らかに巻き心地の悪い個体があるのも事実。
納得出来ずに修理に出しても、シマノさんの品質基準だけが頼りなので納得するような結果にならない事もあるようです。
…と信じて、ハンドルを巻き続けるしかないのでしょうか💦?!。
ハイギア(HG)・エクストラハイギア(XG)の功罪
ちなみに、巻き心地やザラつき感はギア比が高いほど悪くなります。
理由は簡単。
巻き上げトルクが低いからです。
自転車のギア同様、パワーギア(PG)やノーマルギアは巻き上げスピードは遅いものの巻き上げトルクが高くなります。
少ない力で軽く巻ける…つまり、ノイズを感じ難く巻き心地が最高♪。
逆にHG・XGは、巻き上げスピードは早いもののトルクが無い…巻き感度は良くなりますが、巻き心地が悪いと言えるのです。
個人的にはパワーギアやノーマルギアの方が巻き心地も良く、ギアの耐久性(寿命)も高くなるのでソレばかり選んでしまいます♬
※小型でハイギアのC2000SHGは特に要注意。巻き心地を求めるならC2000S(ノーマルギア)や1000SSPGを選択した方が良いと思います。
異音・振動
次に多いのが異音だそうです。
ご自身で店頭チェックをして納得済みで購入したハズなのに、自宅でリールを回すと、
売り場では音楽がかかっていたり、生活音がするのでイマイチわからない事が原因です。
この初期不良については異音の大きさが問題になるようで、シマノカスタマーの見解は下記のようになります👇
Q:購入したばかりのリールの回転時に異音、振動があります。
A:リールは精密機械です。 理想は無振動、無音なことですが、ギアの噛み合い、ベアリング、シャフト部、クラッチ部、ブレーキシステムなどあらゆる部品どうしの接触部から構造上どうしても振動や音は発生します。またスムーズに回転するように各部にある程度のクリアランスを設けていますのでそれによる音や振動もあります。
問題はその大きさのレベルで、この判定は製品現物を見させていただかないと判定できません。また、最近の弊社リールに関しましては、ギアの耐久性を向上させるため、ピニオンギアとドライブギアに固い材質を使用しております。
そのため、弊社工場でギア慣らし運転を行ってはおりますが、ご購入直後には十分なギアなじみまで至っておらず、ギアのざらつきやこすれ音が残っている場合がございます。
実際に釣りに1~2回使って頂きましたら、ギアなじみが出てきて、ギアのざらつきや音も静かになるケースが大半でございます。その後にもギアのざらつきや異音がございましたら、販売店様を通じて検査にお預けください。
シマノ公式カスタマーセンターHPより
この問題も、
…事で大半は解消するそうです。
必ずしも、
…とは断言出来ませんが、カスタマーセンターの回答にもあるように、それでもダメなら再度修理※に出しましょう!
※前回修理出しした時の「修理明細」を同送すると、スムーズに対応してもらえると思います。
ちなみに「みらどり」の愛用しているステラの中で、一番巻き心地がぬるぬるして気持ちいいのは「07ステラ4000S」である事も付け加えておきます♪
※構造の違いもあると思いますが、本体が大きく巻き上げトルクもあり、なじみまくっているせいか現状22ステラ4000Mよりヌルヌルです♪。
コツコツ感あり
前述のザラつきや、異音・振動とは異なり明らかに、
…と、回転の途中で定期的な引っ掛かりのような感触が出る個体もあるそうです。
コレは完全に初期不良と言えるでしょう。
原因は良くわかりませんが、メーカーへ修理に出せばほぼコツコツ感は無くなるそうです(釣具店店長談)。
前述の不具合と異なり、逆に安心して良い案件です笑。
新品未使用でこのような症状があれば、お求めいただいた販売店に持ち込めば解決可能だと思います♪
購入3ヶ月後に新品未使用?
なじみの店長から聞いたお話です。
この釣具店では、入荷した商品は100%検品し、
…と思うモノだけを店頭に並べています。
「みらどり」もこちらのお店にお世話になったのですが、2台ともまったく問題の無い良品でした♪
そんな検品済みの22ステラですが、3月に購入したお客様から6月に新品未使用でクレーム修理をお預かりしたそうです。
糸も巻いておらず、使用した形跡はゼロ。
販売したときにはそんなコツコツ感は無かったのですけれど…。
お話をうかがうと、確かに釣りでは使っていませんが、毎晩お酒を飲みながらリールを回していたそうです。
この気持ち…「みらどり」もよぉ〜く理解できます笑♪
22ステラの不具合は、実釣せずとも起こる事もあるのですね。
クレーム対応
メーカーのフラッグシップモデルの場合、巻き心地…という不明瞭な症状でも修正する努力をしてくれます。
もちろん、メーカーの定めた品質保証規定の範囲内と判断されるとどうする事も出来ませんが、ツインパワーでは受付けてすらもらえない繊細な不具合もステラなら通る事が多いそうです。
明らかに新品不良のような症状でも、アフターが現物をみてみないと無償になるかどうかは分かりませんが、少しでも気になるなら出してみる価値はあります。
購入の仕方により対応が異なりますが、基本は購入店舗に持ち込みましょう。
どんなに価格が安くても、アフター対応の悪い店では絶対に購入しない「みらどり」です!
ステラは購入後もメンテナンスをこまめにし、末永く愛用するので当然ですよね♪
実店鋪購入の対応
基本的には、有償修理で無い場合(クレームなど無償修理希望)は購入店舗に預けます。
あくまで販売店はメーカーさんとの引き継ぎをするだけになりますが、親身になって話を聞いてくれる良心的な店舗を選びましょう。
店員さんも人間です。
仲良くなれば、修理を預けた時メーカーにかなり強く圧力をかけてくれる事も💦。
それでどうにかなるかは分かりませんが、クレームが通らなくても仕方がない…と諦められますから笑。
全国から似たような不良が続々と届いていれば、何も言わずとも無償でなおってくる症状もあるそうです(サイレント・リコール案件?!)
釣具は自動車のように、命にかかわる不具合にはなり難いので安易にリコールはかけないようですが、だからこそ時間は掛かっても修理出しは必要です。
万が一品質に異常が無かった場合でも、お店に持ち込んだ場合手数料がかからないのがメリットです。
ネット購入の対応
クレーム修理は基本的に、販売した店舗が責任を持って取り継ぐのがルールです。
ネット購入の場合、競合他社の実店舗に持ち込むよう指示される事もあるようですが、クレーム修理が通れば修理費用は0円。
受付のコストや修理の梱包など各種手数料が取れず、修理代金も掛からないので殆どの店舗では受け付けてさえもらえません。
ただし、シマノさんにはユーザーとメーカー間で直接やりとりするダイレクト修理サービスがあるので安心して下さい♪
シマノ ダイレクト修理サービス
修理代金とは別に事務手数料※が発生しますが、修理料金(パーツ代金と工賃)は店舗からの申し込みと同額です。
※リール2,000円·ロッド3,500円·用品2,000円(税込、送料込)。修理せずに返却する場合も手数料は必要となります。
自分で梱包する必要はありますが、製品が届いた時と同じ状態で発送すれば全く問題ありません。
また、無事クレームが通れば発送手数料もかかりません(シマノカスタマーに確認済)♪
ただし万が一、
…と、メーカーが判断した場合は、上記事務手数料が発生してしまいます。
ネット購入のデメリットと諦めるしかありませんが、9月以降にあがったロットならメーカー出荷前の検品を厳重にしているので安心しても良さそうです。
絶対大丈夫とは絶対に言えませんが、番手によっては未だに品薄で供給が間に合っていないのは、出荷前検査に時間がかかっている証拠だとも推測できます。
修理品発送の注意点
馴染みのお店(実店舗)に修理に持ち込んだ際、説明される注意点です。
新品購入時に品質検査を依頼する場合は問題ないと思いますが、社外パーツが取り付けられている場合修理をせずに返却になるそう。
リールスタンドのような簡単に取り外せるパーツでも、万が一傷をつけた場合に保証できないからだそうです(一切触らずに返却)。
また、他社による修理・修正が行われている場合も修理サービスを受けられない場合があるのでご注意ください。
一度でも自分で分解したり、社外メンテナンスを依頼した場合はメーカー規定の修理サービスに影響を及ぼすので注意が必要です。
実釣時のトラブル
次に、You Tubeなどで多数あがっている実釣時のトラブルです。
これに関しては、ユーザーの釣りのクセが要因の事例も多く含まれているように感じます。
釣りがウマいとかヘタというのではなく、キャストのクセとかタックルバランス、風などの外的要因にも原因があるように思います。
元祖スーパースローオシュレートの時代には、
…と、某村田先生はおっしゃっておりました。
22ステラでソレが改善されたとの前評判でしたが、ノーサミングではやはり似たような現象が起こりうるようですね💦。
コレばかりはクレームで修理出来る案件ではありませんが、慣れれば誰でも使いこなせるレベルのトラブルだと思います。
キャスト時のライントラブル
PEラインを使用した釣りで、一番多いのがキャスト時のライントラブル。
ピョンキチからのゴップとか、致命的なライントラブルに泣かされているユーザーが多いようですね。
もちろんコレは22ステラに限ったことではないと思いますが、超密巻きが少なからず影響しているのは否めません。
ラインの出が良すぎる
密巻きはラインの放出抵抗が少なく、キャストした瞬間から糸の出が良すぎるのでPEとリーダーの結び目がわずかにガイドに絡んで失速すると起こるライントラブル。
「みらどり」の場合、PE1号以上・リーダー4号以上を使用すると発生しやすいようで、22ステラ4000Mで多発しました。
PE0.3号、リーダー0.8号の22ステラ1000SSPGでは一度も起こらなかったので、コブの大きさに起因する症状だと思います。
アウトリーダーで解決
今までのステラでは、バイトの瞬間ルアーが弾かれないようタメを考慮して3mはリーダーを取っていましたが、この手のトラブルは殆どありませんでした。
しかし、22ステラではトラブルが多発したので、キャスト時のタラシ分80cmとリーダーを短くし、結束部分をTOPガイドの外にすることでライントラブルはほとんど起こらなくなりました。
もちろんゼロではありませんが、従来のステラと同じくらいまで改善した…という表現が正しいと思います。
小学生でもノントラブル
ちなみに、日本イワナセンターに小学生の息子と釣りに行った際、フェザリングだけ教えて22ステラ1000SSPGを一日使わせた所、ほぼライントラブルは起こりませんでした。
「こみらどり」は、年に2、3回管理釣り場に付き合わせる程度の腕前ですが、2g前後のルアーならフェザリングさえすれば問題なさそうです。
22ステラ1000SSPGで50時間100匹釣ったのは「みらどり」ですが、この実釣で致命的なライントラブルは1度も発生しておりません♪
ベールアームのトラブル
ベールアームの角度が悪く、テンションが張っていない状態だとラインローラーに糸が入らない事があるというモノ。
22ステラのプロトタイプを、さんざんテストしてきたテスター陣には起こらなかった症状なんだろうなぁ…と予測致します。
この症状が22ステラの個性だとすると、後発のロットで改善する可能性は低いでしょう。
ただ、ヘタの横好きである「みらどり」はこの症状が発生した事が無いのでなんとも言えません💦。
ラインテンションで解決
昔から、キャストからリトリーブに移る際の「糸ふけ」には嫌な思い出(致命的なライントラブル)が沢山あるので…💦。
「みらどり」は実釣時に、無意識にテンションを張るクセがあるのでしょう。
それが面倒だと思う方もいらっしゃると思いますので何とも言えませんが、22ステラの個性と思えば、少しテンションを意識するだけで解決できるレベルだと思います♪
密巻き糸噛みトラブル
密巻きでライン放出が良いことが原因で起こるトラブルもありますが、並行巻きだから糸が食い込む…という懸念は発売前から噂されていましたね。
実際にトラウトとシーバスで十数回使いましたが、どちらも適正なドラグ設定をしている限り、糸が食い込んでトラブルになる事はありませんでした。
それほど大物を釣っていない…と言えばそれまですが笑。
逆にドラグの効きが従来よりスムーズで、バラシが減ったような気がします。
もちろん、ドラグを出してやりとりした後の一投目は飛距離が若干落ちますが、トラブルという程ではないと思います。
根がかりカットはNG
ただし、22ステラ4000Mでシーバスを狙っていた時、根掛かりしスプールを押さえてラインを切ったら上糸がかなり下まで食い込みました。
そのまま軽くキャストしたら、ルアーにブレーキがかかるくらい食い込んでいたので、大型がヒットしたら糸噛みトラブルが起こるのかも知れません。
幸い「みらどり」はそれほど大きな魚を釣った事がありませんので、正確なインプレにはなりませんがその点はご了承くださいませ笑。
実釣インプレ
実際に「みらどり」が購入したのは22ステラ1000SSPGと、4000Mの2機種です。
小型番手と中型番手の両極端で、どちらもギア比はローギア寄り。
22ステラは番手によって、巻き心地やコツ感などの不具合に差があるようですが、「みらどり」が手にしたこの2機種に関してはまったく症状が出ていません。
個体差や症状の出やすい番手があるのは事実のような気がしますが、気になるようでしたらトルクのあるギア比からお選び頂くとハズレを引く確率が減ると思います♪
ここから先のインプレは、上記2機種を半年間使用した「みらどり」の個人的な感想です。
誰に忖度する必要もない一般ユーザーの主観的な内容となりますが、ご参考いただければ幸いです♪
使うほどに味が出る
自転車パーツで世界シェアを誇るシマノのギアは、耐久性が高い事で知られています。
競合他社の巻き心地(ギア)は店頭がピークであるのに対し、シマノの巻き心地(ギア)は使い始めの頃は少し違和感があるように感じます。
しかし、使うほどにギアがなじんでくるので、かえって愛着が湧くようになります♪
個人的な感想ですが、中古釣具屋さんにならぶリールにD社が多いのは、そのアタリの事情があるのでは?と睨んでおります笑。
通常リールは使うほどに消耗し、ヘタるのが普通ですが、使うほどに味が出る慣らし期間があるステラは愛着が持てます♬。
飛距離UPは体感出来ない
密巻きによる放出性能UPにより、些細なトラブルを引き起こす22ステラ。
そのデメリット以上に飛距離が伸びれば言うこと無いのですが、「みらどり」は体感出来るほどの差を感じませんでした。
比較したのがヴァンキッシュ1000SSPGと22ステラ1000SSPG、07ステラ4000Sと22ステラ4000M。
どちらも、
…という程、ルアーは飛びませんでした💦。
いくつかの検証記事でも、飛距離については同じような結果となっているので過度の期待は禁物かもしれません。
安定したドラグ性能
カタログに記載されてはいませんが、密巻きのメリットの1つに、
…と、あるテスターさんがおっしゃっていたと記憶しております。
ドラグワッシャーの耐久性がUPした「DURAクロス」とは別に、ドラグが滑り出しても並行に糸が出ていくので、一定のスピードでドラグ音がしているように感じました。
スムーズなドラグ音は、安定したドラグ性能の証となります!
繊細な細糸を駆使して、大物とのやり取りを可能にする安定したドラグ性能は22ステラの個性の一つですね♪
スローオシュレートはオンリーワン
インフィニティループと呼ばれる超密巻き。
ライン放出抵抗大幅軽減!が謳い文句ですが、ステラオーナーだけの特別な超スローオシュレート!
見ているだけで、オンリーワンのフラッグシップモデルを所持している喜びを感じられます♬
来年以降、22ステラで採用された新技術の一部を踏襲した23ツインパワーか23ヴァンキッシュが発売されると思います。
しかし、「みらどり」予測では、超密巻きは22ステラだけの特別なモノになると考えます。
新形状のAR-Cスプールとアンチツイストフィンのトラブルレス性能、DURAクロスとインフィニティクロスの耐久性は下位モデルに受け継がれるでしょう。
しかし、超密巻きはステラだけにすると思います。
22ステラだけのインフィニティ…それが超密巻きのスーパースローオシュレートになると予測します!
釣れなくても気持ちいい
ただ魚を釣るのに、ステラほど高級なリールは必要ないと本気で考えています。
性能だけで言えば、40%もお求めやすいツインパワーで十分です。
ただし、ルアーフィッシングにおいて魚を掛けてやり取りする時間より、圧倒的にキャスト〜リトリーブしている時間が長いのは必然。
そんな、単調な時間ですら気持ちよくしてくれるのがステラなのだと思います♪
ほとんどの釣り人にとって、釣りは仕事(漁)ではなく遊びの一貫です。
せっかくの休日を、魚が釣れなくても満足したモノにする為に「ステラ」という選択もアリだと思います♬
自宅で愛でる楽しみ
さらに、仕事が忙しかったり、釣行予定日が台風で釣りに行けない時にもステラだけは助けてくれます笑。
●第四のインフィニティで磨きをかけるも良し!
●晩酌のお供にひたすらハンドルを回しても良し!
●リビングの目に見える範囲に飾って愛でるも良し!
手元にステラさえあれば、いつでも釣りに行った気分を味わえる「みらどり」です笑。
その為にも、
…気持ちの良い巻き心地を味あわせて欲しいと願っています♬
売れすぎたフラッグシップの明暗
フラッグシップモデルの販売数としては、ケタ違いの台数が出荷されたのは皆様もご存知だと思います。
シマノ100周年の翌年に発表され、某村田氏の煽りも受けてステラデビューを果たした方が多かったのも、良くも悪くも様々な評判が出た理由ですかね。
返品の少ない番手
最後に「みらどり」が信頼している釣具屋の店長さんから伺った、初期不良で返品した事のないモデルをご紹介致します。
また現在市場で品薄な番手は、不具合の修正で出荷が遅れているとも読み取れます(あくまで予測です)。
今後入荷してくるロットは、今回ご紹介した問題が解消されている可能性も否定出来ません。
ただし、95からステラを使い続けているステラ愛好家としては、
この記事を読んで、22ステラを買うか買わないかの判断をするのは…あなた次第です♬
最後までお付き合い頂きありがとうございました♬
(:D)┓ペコリンチョ
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